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2022年06月06日

プレジデントファミリーに掲載されました

自由研究の結果を受けて、今年4月にプレジデント社の取材を受けました。
研究メンバーの1人である 広瀬峻一朗くんがその対象となりました。

その雑誌が昨日発売されました。
見開き2ページにわたり、大きな写真と当クラブについて載せていただいておりますので、宜しかったらご一読ください。






設立39年 小中学生のための体験クラブ
Dorcus Adventure Club


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Posted by ドルカス at 17:49Comments(0)子ども教室ドルカス子育て男の子育児

2022年05月26日

知的野生児の育成 ~その実践例~




彼が初めてドルカスに参加したのは、小学1年生だった時です。
最初の講座は、鉱山跡での鉱石採集でした。上級生に交じって、目を輝かせながらスティブナイトなどの鉱石を探している姿がとても印象的でした。昼食後に、上級生たちが枝打ちされた杉の枝を集めて、秘密基地作り始めたとき、彼の眼は一層ギラギラと輝き始めたのをよく覚えています。笑ったとき、前歯の抜けた口がなんとも印象的でした。



それからというもの、毎月、講座への参加率は100%、どんな内容でも、とことん挑戦し、まずは何でもやってみようという前向きな姿はあっぱれというしかありません。
彼が挑戦した多種多様な体験は、彼の中に何か特別な目的があった訳ではありません。むしろ、彼の“知的好奇心”が原動力となり、心と体、五感を使っていろいろな情報を吸収していたようです。

こうして彼の中にインプットされた情報と、採集した化石、鉱石、石器などの標本は、まるですべてが混ざり合い、発酵したかのような状況に向かったのです。それは多くの疑問という形で現れました。
疑問といっても、調べればすぐに答えが見つかるような表面的なものではなく、簡単には答えられない専門的な分野にかかわるものです。本物の体験をした者、本物をたくさん観察した者にしか浮かばない疑問です。



こうしたレベルに達した時、ドルカスでは自由研究への挑戦を薦めるのです。

彼の場合は小学5年生の時でした。
その後の彼の自由研究への挑戦と華々しい結果はここに書ききれないほどです。

彼にとっての講座での体験は、いわば、楽しい遊びのようなものです。
ドルカスでは、遊びを高め突き詰めて行くと "学び” になると考えます。

教育は、“ああすればこうなる”といった単純なものではありませんが、ドルカスには会員歴6年以上の多くのメンバーの、“こうしたら、ああなった”という実例が多数存在しています。

こうしたメンバーに共通しているのは、ドルカスでの様々な体験を通して、自分を発見することができているという事です。

自分はどんな人間で、どんなことに興味があり、どんなことに向いているのか。考えても分からないこれらの発見は、人生における宝物となります。
だからこそ明確な目標を得ることのできたメンバーのその後の進路は、実に様々です。

留学する者も少なくありませんし、好きを極めるために大学院に進学する者、医学の道、研究者の道へと歩む者もおります。
自分の進むべき道を発見できた者は、大変幸福者です。
だからこそドルカスは、その発見を手助けする存在でありたいと考えております。







地元の公立小中学校を卒業後、高校の3年間はアメリカで。  
現在 慶應義塾大学生、今もなお興味の対象は広がり、 様々なことに挑戦中。



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Posted by ドルカス at 20:20Comments(0)子ども教室ドルカス子育て男の子育児

2022年01月15日

インスタグラムで活動報告しています


活動内容は インスタグラムでも紹介しています。 右右 ヨット







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Posted by ドルカス at 12:59Comments(0)ドルカス

2018年12月12日

石垣島のジャングル

石垣島のジャングルに、一歩足を踏み入れると木の幹に大きな黒い固まりが。


巨大なシロアリの巣だ。
白アリは家の中に巣くうもの。そんなイメージとは全く異なる石垣の白アリは、アリとは言ってもアリではなく、むしろゴキブリに近い種でもある。

空中に浮かぶ小さな仮面?
通称鬼グモ、正式名、チブサトゲグモ。むしろシーサーに見える20mmほどのクモだ。

これだけ情報があふれていても、まだまだ知らないことばかり。だからこそ自然は面白い!




Facebookもご覧ください




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Posted by ドルカス at 17:08Comments(0)子どもアウトドアドルカス子育て

2018年12月05日

沖縄にて

調味料の中には唐辛子やタバスコなど大変刺激の強いものがあります。
それらが 人の味覚に強い刺激を与えるものとすれば、
時にはたった1枚の写真が 人の心に より強い刺激を
引き起こすこともあるのです。

その写真が、見た者の心を刺激し、かつての その場の状況や雰囲気、
匂い、また仲間の存在のありがたさや 温かさを
思い起こされることもあります。



昨日、現地にて写した この写真を 十数名の子どもたちが見たら
きっと心を刺激され鮮明な記憶が蘇ることでしょう。



夜、仲間と一緒にジュースを買いに行った時に起こった事件、
オオコウモリの羽音に怯える事件、
残念ながら夕食に出かけられなかった時のこと、
それでも仲間が思いやって協力してくれたこと。等々…。
参加メンバーにはピンとくることばかりでしょう。

様々な体験が一人一人の子どもにとって素晴らしい栄養となり、
更なる成長を促すこととなるのです。


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Posted by ドルカス at 23:42Comments(0)子どもアウトドア教室ドルカス子育て講座

2018年12月03日

「冬虫夏草 観察 採集 研究」

ドルカスアドベンチャークラブ 11月 講座
No4「冬虫夏草 観察 採集 研究」



12月だというのに イチゴ狩りができました。

しかも無料の!



甘みも酸味もちょうど良く、自然のイチゴ狩りを

堪能しました。






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2018年11月26日

昆虫協会表彰式



日本昆虫協会主催の夏休み昆虫研究大賞の

表彰式に参加させて頂きました。

4名(1名は都合により欠席)の受賞者と前日より東京に出かけました。

その道の大家である専門の先生方から褒めて頂くことは 子どもにとって

とても大きな自信となります。




国立科学博物館で開催されていた 標本の作り方展を見学。

博物館では縄文時代の石器などを見学しました。



本や教科書に出ている写真を見ただけではそのリアリティが

伝わりませんが、本物の様々な遺物を目の前にして 

たくさんの情報や刺激を得ることができました。



朝、広場でさっそく調査 採集開始!

研究対象のアリやカメムシを探しました。





授賞式当日ではありましたが、すでに来年に向けての研究が

始まっているのです。


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2018年02月11日

遊園地のような…学校?



河川敷は、子供達にとって自然の遊園地です。




はじめは誰でも火を恐れます。

しかし慣れてくると、火を楽しむように、そして使いこなせるようになります。

こうした過程は性別に違いはありません。 (最近ドルカスに女子メンバーが増えています!)




竹を使って弓矢を作り、生き生きと活動する子供たちは、まるで縄文人にもどったかのようです。

その楽しそうなさまを見ていると、彼らのDNAに刻まれた懐かしい記憶が呼び戻されているように感じられます。




焚火を囲んでの昼食です。寒い時ほど、火はもちろんの事、仲間のありがたみが分かります。




シートとロープだけを使って、一晩過ごせるビバーク方法にチャレンジした中・上級生です。

グループをまとめ、環境を読み、頭の中の設計図を、試行錯誤しながら作り上げていきます。
かなり色々な能力を必要とする高度な内容ですが、見事にやり遂げました。

こうして子どもたちは、様々な活動を通して、多くの事を学んでいきます。

その意味では、河川敷のような自然環境は、遊園地というよりもむしろ遊園地のように楽しい学校といえるのかもしれません。


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2018年02月04日

念ずれば。いや念じて努めてあきらめなければ…

ドルカスで行く初詣。 詣でるのは神社や仏閣ばかりではなく、豊かな自然環境にも。



出店の並ぶ参道は昔から変わらない雰囲気で、眺めるだけでも楽しいもの。
まして、気心の知れた仲間と一緒ならなおさらです。

厄除け団子の味も昔のまま。




ほしいものはなんでも簡単に手に入る。
そんな恵まれた?時代・環境に生まれた彼らは、いったい何を願ったのでしょう。



参加メンバーのアツト君とタクミ君。こんな環境ながら、どうしてもほしいものがありました。

それを手に入れるために、車で片道1時間半をかけて毎回愛知県にまで通っていたのですが。

その期間は1年間。探しても探しても、どう探しても見つからない。




研究のために、どうしても手に入れたかったその希少なアリは、予期せぬ場所で見つかったのです!

しかもコロニー(巣)が。

その時の喜びようは、適切な言葉が見つかりません。

これで思う存分研究ができます。

実験・研究がひと段落したら、今度はお礼参りに来るつもりです。








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Posted by ドルカス at 13:40Comments(0)子どもアウトドア教室ドルカス子育て講座

2018年01月30日

水晶採集にゴー!結晶のパーツとは

本来、現地へは直接車で行けるのですが、途中、道路が凍結。安全のため車を止めて、2kmほど山道を歩くことに。
かえってそれが良い結果となました。
普段見たことのないような沢の水の凍結、剣のように長い氷柱が見られ、楽しい寄り道ができたのです。



自然が作った造形の面白さに、みんな刺激を受けていました。





いよいよ現地に到着。上級生は急な斜面に上り、水晶を探します。

ここで採れる水晶は、透明度が高く、まさに貴重な宝石のようです。



小学1年生も、中学1年生も、採集結果に大きな違いはありません。
集中力さえあれば、水晶を見つけられるからです。




そして、最後は、採集した水晶を洗って、世界で一つの標本を作製します。
ドルカスでは、可能な限り体験のさせっぱなしにはしません。

この場所は、近いうちにダムの底に沈んでしまいます。そうなれば、もう二度と採集はできないのです。



それでも、子どもたちが得た、感動や興奮の伴った体験は、そのパーツとなって素晴らしい人生の結晶を形作ることでしょう。


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Posted by ドルカス at 10:06Comments(0)子どもアウトドアドルカス子育て講座